
神戸東部支援センターで気を出す生き方講座をさせていただきました。
今回のテーマは「むくみ取りと腰痛予防講座」です。
今回は車椅子の方が半数ほどおられたので、上半身の気の体操をしました。
車椅子だと足を動かす機会が減ってきます。足を動かさないようになれば筋肉が弱っていきます。
足の筋肉が弱くなれば全身の血液の流れが悪くなり、結果としてむくみとなるのです。
全身の血液の流れは、筋肉が補助しているということはご存知でしたか?
正確には、筋力で心臓に戻る血液の流れを補助しているので、筋力が衰えると心臓に戻る血液の量が減少するのです。
筋肉をつけて、血液の循環をよくするのは運動するのが一番です。

上半身の気の体操は水泳の平泳ぎ、クロール、背泳ぎ、バタフライを地上で行える体操にしたものです。
「1、2」の2拍子の号令と共に、指先より遠くを意識して運動していきます。
この遠くを意識することにより、力が抜けてきてよりリラックスすることができます。
今回はあまり形にこだわらず、皆さんが自由に楽しくしていただいたのがとてもよかったです。

車椅子の方は独りでストレッチが出来ない方もおられるので、安心してできる足のペアストレッチをお伝えしました。
足を動かすだけで、血液の流れがよくなりむくみはましになっていきます。
みなさんは足のツボにたいへん興味をもっていたので、
一人一人の方に「臨泣」というツボを押していき、どういう場所でどのような感じがするかを味わっていただきました。
これからも、みなさまがより気持ちよく過ごせるように少しでもお役にたてればと思います。