顔面神経麻痺
こんな前兆がある方は一度来院をお考えください。早期であるほど改善は早くなります。
顔が非対称になった・・・ | |
味がよくわからない・・・ |
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手術をしたけど麻痺が残っている・・・ |
顔面神経麻痺とは
現代医学では、顔面神経が麻痺するために麻痺した側の顔面筋をコントロールできなくなった状態を顔面神経麻痺といいます。
原因別に脳腫瘍、脳卒中、ライム病などがありますが、原因を特定できない場合をベル麻痺と呼び、顔面神経麻痺というと、このベル麻痺をさす場合がほとんどです。
ベル麻痺は、患側(障害された側)の顔面が垂れ下がることが特徴で、まばたきや閉眼、微笑み、眉をひそめる動作など表情を表現する動作や、涙や唾液の分泌機能も、顔面神経が制御しているため障害が発生することもあります。
また頭痛や頸部痛、記憶障害、平衡障害(バランス感覚)、患側手足の知覚異常や筋力低下等の症状も同時に発症するケースが多いが、この点については、顔面神経との関連性が証明できていない状況です。
顔面神経麻痺はなぜ起こるの?
顔面神経に炎症が起き、腫れることで、神経の通っている骨の中の管で圧迫を受け、神経伝達が阻害や損傷され起こるとされています。ベル麻痺に関しては、1型単純ヘルペスウィルスの関与も示唆されています。
そのため、西洋医学的な治療では、抗炎症薬や抗ウィルス薬を処方されます。
東洋医学ではどう考えるの?
東洋医学では、顔面神経麻痺は胃腸の病が根底にあり精神的ストレスが主体となって起きると考えられています。
もともと飲食の不節生をしていて、痰や湿邪と言われるドロドロした邪(身体に悪いもの)が身体のあちこちに停滞していて、そこへイライラなどの感情の高ぶりが急激に起こったり、風邪などの外からの影響を受けて急激に受けたことにより発症にいたります。
発症に至る経緯は、どの経絡に滞りや邪が侵入したかによって異なります。顔は正面の方を陽明大腸経・陽明胃経が中心に、側面を少陽胆経・少陽三焦経・太陽小腸経と5つの経絡が流れています。
主に麻痺は、鼻を中心に左右どちらかに偏って起きます。これは、陽明大腸経と陽明胃経の滞りが中心で起こることを示唆しています。
顔全体が麻痺するわけではなく、片方に寄って起こる理由は側面の経絡の滞りの影響を受けるからです。側面の経絡=少陽三焦経と少陽胆経は肝気といってストレスによって最も滞りやすい肝の臓の経絡と密接な関係があります。
このため、胃や大腸の気の流れを整えつつ、肝の経絡を整えることを中心として治療をします。
そして、用いる経穴は、邪が内臓にあるのか、経絡にあるのか、もしくは両方にあるのかで変わってきます。また、その上に風邪が入って経絡を滞らせている場合が多く、それを除く治療を行います。
それらを考えに入れて、出来るだけ少数の1〜2本で治すことが非常に身体への負担も少なく効果的です。
患者さまから喜びの声を頂きました
何回かやると、その1本から体全体に響く感覚がではじめ、疲れが取れていく感じが理解できるようになりました。
顔面神経マヒ 大阪府吹田市在住 30代 サービス業 管理職 渡辺様


昨年6月に顔面神経マヒになって入院後、実家名古屋の針灸院(ってこんな漢字でしたっけ)の紹介で通い始めました。 週1〜2回のペースで続けています。まだ残っていますが、だいぶ患部の左顔面が動くようになりました。
完治まで、まだ時間かかると思いますが「ストレスを滞めない」という事をモットーに治療継続していきたいと思います。
1回「針1〜2本」位しかやらないの で、初めは「???」と思っていましたが、何回かやると、その1本から体全体に響く感覚がではじめ、疲れが取れていく感じが理解できるようになりました。
何か秘密があると思うのですが、患部ではなく一番悪いところに打ってる?
ま、これ以上よくわからないので深く考えないとこっと
あ、これからもお世話になります。
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その他様々な症例は こちらから参照いただけます。 |
どうやって治療するの?
当院は、鍼灸専門治療院です。その他の手技や整体・マッサージなどは行わず鍼と灸だけで治療して行きます。
鍼って痛いんですよね・・・怖いです・・・
鍼は一般の鍼灸院で用いる鍼管を全く用いないのでチクリともせず、患部に非常にソフトに刺入することを可能にしました。これにより、3〜5歳くらいの痛みに敏感なお子様でも安心して鍼を受けることができます。
鍼管を使うと、「チクチクして不快な感じがする」と鍼の苦手な方は敬遠されることが多く、また、鍼と皮膚の接触の微妙ななじませ合いが出来ずに治療もうまくいかない最大の原因が生じるので当院では開業時から使用していません。
なお、当院ではすべてディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用しています。
たくさん鍼を打たれるんじゃないかと不安です・・・
一般の鍼灸院では、確かにやたらと鍼をうちますね。全身療法だと言って身体全身に打つことを良かれとしていますが、
当院では全く異なる考えで治療をしていますので、鍼は基本1か所です。多くて2か所。急性の病や熱発していて身体が元気な場合には、その場合だけ5〜6か所に治療する場合もあります。
お灸は熱そうだし痕になりそうで・・・
灸は、一般の治療院では灸点紙というものや、温灸を使って治療するところが多いのですが、治療効果はやはり直接施灸する場合にかなり劣ります。
それでも良ければ、温灸による施灸も選択肢としてありますが、ご自分で施灸する場合にはお勧めしますが、当院での治療は基本的に直接灸です。
ただし、米粒の半分の大きさでチクっとするくらいの刺激です。一瞬で終わりますので安心です。痕がやや残ることはありますのですが、ほとんど足か腰部の目立たないところなのです。
温灸か直接灸かは相談の上となります。
治療費(消費税別)
初診時には初診料4,000円が別途かかります。
高校生以上 6,000円
乳幼児 3,000円