2019/04/05

【身体のためのほっと一息シリーズ⑯】


「めまいについて」

 

もし、あなたが、週に一回以上毎週めまいが起こるようなら、心臓に原因があるかもしれません。

 

東洋医学的には。めまいは直接的には、耳の周囲を巡っている胆経という身体の外側を広い範囲に流れている経絡が滞ることで起こります。

 

その滞りがなぜ起こるか?

 

それは大きくは内臓の滞りと関係しています。

 

心臓は、ご存知の通り、全身に血液を送っていますので、心臓自体を栄養する血管に滞りを生じると、身体全体の血液循環に影響して、一時的に首から上に行きにくくなります。

 

全身を巡る左心室から出てくる血管は上部と下部に分かれていますが、上部は血液量が少なくなり、送り出す力が弱くなると流れにくくなるのですね。

 

そういった状態が一定期間続くと、めまいという症状で現れてきます。

 

もちろん、全身を巡っている血液循環のどこで滞りが起こってもなります。

 

ただ、心臓以外では、肝臓や腎臓などの血液や水分代謝の要となる内臓において滞りが生じた場合に多いです。

 

「寒くなる季節には、特に腎臓が滞りやすくなります。

 

また、秋口くらいの肌寒いくらいには肺が、またのぼせるような春や夏の時期にはやはり心臓が関係するのです。

 

なので、対策方法も季節によって異なります。

 

寒くなる季節にめまいを起こした場合には、足元を温めることを第一に考えてください。


腰から下が冷えていて起こす場合がまず考えられます。

 

あったかいお風呂につかり汗をかくこと、そして汗と一緒に風邪を追い出してしまえばなおっていくことが多いです。

 

喉が痛い場合にはあまり長湯はすすめません。

 

夏の時期には、汗を大量にかきすぎて体の中に熱を冷ます体液が消耗し、上半身に熱がつきあげておこります。

 

そのため対処法は熱中症対策と同じように水分やミネラル補給ということになります。

 

春の時期には、背中や首筋の緊張を緩めることです。

 

春の陽気で身体の陽気が一気に上にのぼせてきます。

 

元々肩コリのある方は、ますます滞り、熱を帯びるほどになってきます。

 

また春は、足元は寒さで冷え、冷えのぼせも起こしてしまうので、よけいに上半身はのぼせてしまうのです。」

 

めまいは春に多いのですが、それは足元の冷えと上半身の熱と同時に現れるため、一年間で一番のぼせやすくなるからです。

 

足元が冷えると、血液を一旦貯蔵し全身に巡らす肝臓の機能と身体の疲労を解消する腎精を蓄え全身に巡らす腎臓の機能が、

 

停滞するために身体の筋肉が疲労しやすく、緊張しやすくなり、ふらふらと安定感がなくなります。

 

寒さと陽氣のあい混じった春の時期は、めまい要注意です。

 

これに対処するには力を抜いて横隔膜周囲の筋肉をストレッチする方法が有効です。

 

その方法については氣楽ウォークでしっかりとお伝えしますね。