強い吐き気(つわり)、パニック症候群、首肩のこりの症例

初診日 平成27年6月12日
患者 女性 38歳 153p 39kg
主訴

パニック症候群

・強い吐き気(つわり)

・首肩のこり、頭痛

病歴

22歳のときからデスクワークにより、首肩のコリがあった。

24歳のときに腰痛を感じるようになる。

6年前にパニック症候群になり仕事中に不安感が襲ってくるようになる。心療内科に行きオイラックス、コンスタンを処方される。

1年前に子宮筋腫と診断される。

現在は妊娠7週目で妊娠6週目でつわり強く出る。

診断 元々非常に強い側弯症で、首肩のコリは慢性的に感じやすかった、肝胆の異常を起こしやすい状況にあったと考える、体表観察上でも肝兪胆兪の左右差や膈兪八椎下のヨコの兪穴などが左右差が大きく肝臓の気が停滞しやすいことを現している。その状態のところへ妊娠初期の陽気が上がりやすい時期になり、一気にのぼせ様の症状がきつくなっていると考えた。
治療

1回の治療で1〜3個の少数のツボ(霊台、神道、照海、至陽、など)を適宜選び、刺針した。

経過

初診6月12日 つわりがきつい(特に油ものがだめ)

2診目6月15日 つわりがましになる。10→7になる(初めの症状を10とした場合)夕方〜夜にきつくでる。

5診目6月29日 治療を受けた後4日間はつわりがましだった。

8診目7月7日 頭痛、首肩のこりがましになる。吐き気はまだ少しあるが、食べられるものが増えてきた。

9診目7月27日 吐き気はなく調子はいい。
現在の状態 元々あった子宮筋腫が大きくなったとのことで治療を一旦中断し子宮筋腫の治療を産婦人科で受ける。その後、手術をするので子供をあきらめねばならないかもしれないということで一旦終了する。

院長のコメント

 側弯症は、肝気の停滞を起こしやすくなるが、治らないものではない、子宮筋腫も肝気の停滞からの血がほとんどで治りにくいものであるが、治らないものではないのです。また、筋腫があったからといって必ずしも妊娠して卵が育っていかないものでもないのです。

 妊娠は、お母さんの身体が子供を受け入れる準備が整って初めて可能になります。出産は子供が生まれる準備が出来て初めて可能になります。

 不妊治療をされる方が多いのですが、もう一度、きちんと身体を整えて側弯症と子宮筋腫の状態を良くして必ず妊娠出来ると思います。

 妊娠されてからは、毎日お声かけをしてあげてください。「身体に異常があるけどあなたがいるから毎日私は幸せですよ。ありがとう」

 愛情があふれてくるといろいろな不調がどんどん解消されていきます。生まれてくるお子様は愛情をたっぷり受け取ってお母さんの愛情を生まれた時からわかっています。

 子供は本当にお母さんを幸せにしたいと思って、お母さんを選んで生まれてくるのです。