小児ぜんそく

初診日 平成XX年5月9日
患者 男性 5歳 105p 17kg
主訴

・痰がからむ咳が出る

・夜の眠りが浅い

・運動がしたいがしんどくてできない

病歴

3〜4歳ごろ 風邪をひきやすく冬は1週間ごとに風邪をひいていた。良く牛乳を飲んでお腹を壊していた。

4歳の秋 喘息の発作が起き、4日間入院する。

現在 疲れた時や夜寝ている時に咳が出る。

診断 お母さんへの問診所見と手足背部のツボの状態から、元々の胃腸の弱りに加えて、牛乳などの胃腸を冷やすものの摂り過ぎなどが原因で気の上下の交流が阻害されて喘息症状が出ているものと考えた。
治療 1回の治療で1〜2個の少数のツボ(行間、内間、天枢、太白など)を適宜選び、刺す事無く、触れるだけの針で治療する。(痛みを感じることなく、「気」の動きやすい子供に有効)
経過

3診目5月28日 たまに疲れたら咳が出ることがある。夜寝ている時の歯ぎしりがなくなった。

9診目6月28日 夜寝ている時の咳がましになってきた。便の調子も良い。

17診目7月28日 咳が出るのが朝くらいになった。

23診目8月16日 まあまあ調子が良い日が続いている。

30診目9月13日 咳があまり気にならなくなってきた。

41診目10月16日 調子はいい。

現在の状態 サッカーを元気にやっている非常に元気な子になり、たまに疲れを取りに来る程度になっている。

院長のコメント

小児喘息は、非常に改善しやすい病気です。普通に活動できるまでにどれだけ時間がかかるかは、食生活と運動と睡眠が大きく関わってきます。鍼灸治療はその要素の何にウエイトがきつく悪くなっているかを見極め、その時点で最も効果のあるツボを選択することで、即効性を引き出していきます。