逆子

妊娠時腰痛や妊娠時肩こりなどの、妊娠時不定愁訴を治療しておくことは逆子の予防につながり、逆子になっても早く治ります。

こんな症状でお悩みの方、お越しください。

逆子になってしまったけど、帝王切開はしたくない・・・

妊娠時不定愁訴で逆子、薬には頼りたくない・・・

何回も逆子を繰り返す、何とか予防をしたい・・・

逆子とは

 通常、赤ちゃんは頭が下に向いている頭位という状態でいます。これが、頭が上に向けてしまったり、お尻や足を下に向けてしまっている状態のことを逆子といいます。医学用語では骨盤位とも言います。

 逆子の状態が出産まで続くと、赤ちゃんの安全性を考え帝王切開を考えなければなりません。特に足や膝が下を向いている場合は帝王切開が安全といわれています。(その他にも帝王切開を選択する要因として、赤ちゃんの大きさ、赤ちゃんの生命状態(心拍)、へその緒が巻きついているなどがあります)

逆子はなぜ起こるの?

 まず逆子にはなりやすい時期というものがあります。妊娠初期や中期の子宮内にスペースがたくさんある時期は、赤ちゃんは頭の位置を上にしたり下にしたりして動いています。その後、8か月ごろから次第に頭が下向きになり落ち着いてくるのですが、まれに、逆向きのまま落ち着いてしまう場合があります。これが逆子です。

 では、原因は何なのでしょうか。

 原因は、正確にはまだ不明です。子宮の形状で身体を動かそうとしても思うように動かなかったのでは?とか、他の臓器が邪魔になったのでは?とか、単に赤ちゃんがその位置で心地よくなったからでは?とか言われています。

 このように原因不明であるため、これといった予防法もないのが現状です。

東洋医学ではどう考えるの?

 東洋医学では、逆子は母体の胎内環境の異常が問題と考えます。逆子というのは空間の上下左右前後の異常な気の滞りが原因なのです。

 正常な状態では、胎内環境は赤ちゃんの下側がほんのり温かく上側は下側ほどは温かくない状態です。この差によって赤ちゃんの身体は頭位(頭を下に向けている姿勢)を維持しているのです。出産間近の赤ちゃんにとって頭位は一番安定している姿勢です。

 ところが、母体に精神的なストレスがかかっていると、ある時期に急に胎内環境が変わってきます。

 左右に偏りがある場合は筋肉の緊張が左右に、上下に偏りがある場合は上下に筋緊張が偏っていることが多いのです。

 その筋の緊張を整えることによって、胎内環境が整い胎児が安心して居れる状況になって逆子が改善してきます。

 整え方ですが、身体の経絡で腎の経絡と身体の陽の部分を司っている陽脈を動かす足の至陰というツボを用いて左右上下の気の滞りを調整していきます。

 逆子という状況は、一過性のものですが、その基盤にあるのは身体のバランスの悪さからくるものです。背部の筋肉のコリや腰痛・肩こりなどの普段からの症状を改善しておくことで、逆子になりにくい体質になることができます。

 治療は、逆子は妊娠中の中後期が多いので、予防のために中期から治療をすることをお勧めします。

症例を一部紹介します 【妊娠8カ月で逆子】

初診日 平成20年6月2日
患者 女性 27歳 169p −kg 既婚 主婦
主訴 逆子(現在妊娠8ヵ月、一週間前に逆子が分かる)
病歴

妊娠前より腰痛があったが妊娠後それがきつくなる(同じ姿勢を長く続けた時・起床時に悪化、動いているとまし)。妊娠5ヵ月くらいから食後に胃もたれするようになる。ここ2・3ヵ月は眠たい、横になりたくなるなど倦怠感がある。

診断

下焦(下半身の臓腑あるいは機能)の冷えにともなって身体のバランスを崩したことが原因。体の熱が上に偏り、下半身が冷えている状態が胎位に影響した。

治療 両方の至陰穴に灸
経過

初診一回の治療で正常な胎位にもどる(二日後患者様より電話にて報告)。

現在の状態

全体的に体力の衰えはそれほどないが腰など下半身に気の停滞がみられた。
加えて冷飲などにより下半身に陽気が巡らなくなったため冷えをおこした。
施灸により腎(下焦の中心)を温めることで体のバランスが調整され治癒へ
と向かった。


その他様々な症例は

こちらから参照いただけます。



どうやって治療するの?

 当院は、鍼灸専門治療院です。その他の手技や整体・マッサージなどは行わず鍼と灸だけで治療して行きます。

鍼って痛いんですよね・・・怖いです・・・

 鍼は一般の鍼灸院で用いる鍼管を全く用いないのでチクリともせず、患部に非常にソフトに刺入することを可能にしました。これにより、3〜5歳くらいの痛みに敏感なお子様でも安心して鍼を受けることができます。

 鍼管を使うと、「チクチクして不快な感じがする」と鍼の苦手な方は敬遠されることが多く、また、鍼と皮膚の接触の微妙ななじませ合いが出来ずに治療もうまくいかない最大の原因が生じるので当院では開業時から使用していません。

 なお、当院ではすべてディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用しています。

たくさん鍼を打たれるんじゃないかと不安です・・・

 一般の鍼灸院では、確かにやたらと鍼をうちますね。全身療法だと言って身体全身に打つことを良かれとしていますが、

 当院では全く異なる考えで治療をしていますので、鍼は基本1か所です。多くて2か所。急性の病や熱発していて身体が元気な場合には、その場合だけ5〜6か所に治療する場合もあります。

お灸は熱そうだし痕になりそうで・・・

 灸は、一般の治療院では灸点紙というものや、温灸を使って治療するところが多いのですが、治療効果はやはり直接施灸する場合にかなり劣ります。

 それでも良ければ、温灸による施灸も選択肢としてありますが、ご自分で施灸する場合にはお勧めしますが、当院での治療は基本的に直接灸です。

 ただし、米粒の半分の大きさでチクっとするくらいの刺激です。一瞬で終わりますので安心です。痕がやや残ることはありますのですが、ほとんど足か腰部の目立たないところなのです。

 温灸か直接灸かは相談の上となります。

治療費(消費税別)

 初診時には初診料4,000円が別途かかります。 

 高校生以上  6,000円

 乳幼児    3,000円